19.太陽/達成。形ある世界の終わり。

このサイトでは「ビジュアルのいいカードには気をつけろ!」と度々書いていますが、「太陽」もそのひとつかもしれません。
その時占っている内容や周りのカードにもよりますが、未来のポジションに「太陽」が出ると「ああ、ここで終わりかな」と思うことが多いです。
太陽は「ゴール」を示す意味が強いのです。

正位置


達成。
ゴールにたどり着く。
やりきって終わりを迎える。
節目を迎える。

「達成感を感じるような状況である」
というのが「太陽」のカードの本質です。なので、状況としては何かの終わりを迎えていることが多いです。
ハッピーな終わりの場合もあれば、大団円ではなかったけどやるだけやったよね、という終わりのこともあるでしょう。
また、終わったあと後ろ髪を引かれるような状態ではなく「終わった!よっしゃー遊ぶぞ〜!」みたいな無邪気なモードであることを表したりもします。

<恋愛>
告白する。関係が終わる。
こう書くと真逆のようですが、「何かの節目を迎える」と解釈していただければわかりやすいかと思います。周りのカードも合わせて判断してくださいね。

パートナーの気持ちで出た場合、「達成感」「やるだけやったという気持ち」「(何か大変なことがあったけど)今はもう何も考えず無邪気に楽しくやっている」という感じで読んでみましょう。

片思い、距離のある相手の気持ちで出た場合は「何も考えていない」ことが多いです!(ガーン)相手にとってはもう終わったことで、まっさらな無邪気なモードで楽しくやっている感じですね。

<仕事>
やるだけやった。達成。
義務は果たした。
退職する。

<対策・アドバイスで出たら>
悔いないよう、精一杯やり切りましょう。
なるようになります。力を出し切ること。

逆位置


達成、ゴールを迎えるという意味合いに大きく変わりはありません。
そこに「不本意だけど」とか、「グダグダのうちに…」「実力を出し切れないまま…」みたいなニュアンスが加わると思ってください。

不本意な終わり。
なんとなくグダグダのまま、締まりの悪い終わりを迎える。
実力を出し切れず、悔いを残して終わる。
限界を思い知る。
諦める。
どうでもよくなる。

<恋愛>
恋愛でこのカードが出ると、これより発展するのが難しいムードですね。
停滞や限界を実感する状況でしょう。

パートナーの気持ちで出たら、「倦怠期」「(希望することがあったけど)諦めざるをえなくなる」「頭打ちな状況だと感じている」「投げやりな気持ち」といった感じ。
何かお互いの間で「こうしよう」と決まったことが、相手にとっては不本意な思いのまま諦めて「なんか、もうどうでもいいや」という気持ちになってしまっているという場合もあるかもしれません。

片思いの相手や距離感のあるお相手の気持ちで出た場合、「なんとなく終わり」「不完全燃焼だけど、まあこれで終わり」「すでに意識から消えてる」
こんな感じです。残念ですがそういうこともあります!

<仕事>
不本意ながらプロジェクト終了
思わぬことで職場を辞める
グダグダのうちに幕が降りる
モチベーションがなくなる
やる気がでない

<対策・アドバイスで出たら>
不本意ながら終わってしまう物事もあります。
それは嫌だ!と思うなら、今からでも自分の全力を尽くすよう努力してみましょう。
あなたのやる気の問題かもしれません。

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