ソードの4/安らかに休止。
ソードのカードは辛い意味のものが多いですが、ソードの4はお休みカードです。
「4」という数字は安定、一旦止まるような意味合いを持ちます。なので、ソードの持つ痛みや思考も、ここでは一旦おやすみです。
休止
平和
連絡しない
無
ソードの4はこんなカードです。
正位置
休止することを示します。
物事は動きません。終わっている場合もあります。しかし、劇的なフィナーレを迎えるみたいなことではなく、「何事も起きなくなりました」みたいな、静かな終わりです。
連絡をしない、連絡がこない、といった意味もあります。
<恋愛>
何事も起きません。
えっ?と思われるかもしれませんが、実際の物事って「何も起きない」っていう期間もよくありますよね。
こういうところが本当にタロットは現実的なんです。
何も起きない、休止、連絡を取り合うことがなくなる、など。
そのまま終わりのケースもあります。
相手の気持ちに出てきたら
お付き合いしている人やパートナーの気持ちであれば、二人の間にあった何らかの問題は一旦休止です。そのことには当分触れたくない、と考えて平和な時間を求めています。
あまり親しくない人の気持ちだと、「無」である可能性大。
現段階では特に強く意識していないので、心の中を覗いてもまだ何もないんですね。
微妙な関係の相手だと、あまり意識しておらず、また思い出した頃に連絡すればいいと思って放置しているとか、そのままフェイドアウトしそうなムードです。
<仕事>
休養する。
ゆっくり休む。
一時凍結。
<対策・アドバイスで出た場合は>
今は動く時ではありません。
一旦休止、しばらくその物事から離れましょう。
逆位置
正位置とそう大きくは変わりませんが、正位置だと休止(そのまま終わる場合もある)という意味合いだったものが、「一時的な休止」的なニュアンスを帯びてきます。
一時休止
しばらく停止した物事がようやく動き出しそうな兆し
終わった物事の、後日談を聞く
逆位置のソードの4は、こんな感じで読んでみてください。
<恋愛>
途絶えていた関わり合いが復活しそうな気配(まだ動き出さない)。
止まっていた関係が動きだす(気配)。
途絶えていた連絡が復活しそう。
または、終わった関係について第三者から後日談を聞く、というケースも。
いきなり復活!とか再起動!っていうほど大きな動きがあるわけではないのですが、凍結していたものが雪解けして動き出しそうな兆しが感じられます。
相手の気持ちで出てきたら、
お付き合いしている相手・パートナーや、ある程度親密な相手の場合はこれまで凍結していたものごとが動き出しそうです。やっとその気になったとか、やっと動きだす気持ちになったようです。
あまり親しくない相手の場合は、ふと、「そろそろ連絡してみようかな」または「そういえば、そろそろ連絡くるかな」なんて考えているかも。
<仕事>
休養が終わりそう。
凍結していた物事の再開の兆し。
<対策・アドバイスで出たら>
仕切り直して、再び動き出せそうな時がやってきました。
十分に休んだ、十分にインターバルを空けられたと思えたら、新鮮な気持ちで次のプランに取り掛かりましょう。