11.正義/分相応な状態になる。それはつまり…

正義は「天秤が釣り合うカード」ですね。
どういうことかというと、「自分のしたことにふさわしい現実になる」ということです。

正しい努力をしたなら、相応の結果が出る。
何もしなければ、停滞する。
悪いことをすれば、立場が悪くなる。

シンプルですね。

正位置


評価される。
均衡を保つ。(停滞)
しかるべき判断が下される。
ジャッジをする/ジャッジを受ける。

一番出やすい意味は、「均衡を保つ」です。
劇的なことは意味しません。
ものすごくラッキーに評価をしてもらえるのではなく、やったこと相応に評価がもらえるので、本人の感触としては「まあ、当たり前」と感じる範囲だったりします。
そうすると、「状態はあまり変わらない」=均衡を保っている、ということになるんですね。

なので、起きている出来事としては結構、停滞感を示すことが多いです。

また、「相応な結果になる」ので、本人が何もしていなければ停滞したままだし、やっても無駄なことをやっている場合も停滞です。シビア…。

そして裁判官のカードですから、相手を冷静に見てジャッジするという意味もあります。

<恋愛>
現状が続く。
波乱もなく、盛り上がりもない。
相手を品定めする。

相手の気持ちに出た場合も上のような感じです。
そもそもあまり恋愛モードじゃないですね。
冷静に見て、「この人はこうだな」などとジャッジしています。

現状が続くので、お付き合いしている相手やパートナーであればその状態が続きます。
まだ親しくない相手ならその状態が続くし、微妙な間柄でもそれ以上距離が縮まる時ではないですね。
そしてこっそり採点されてますので、関係が変わらなくても加点してもらえるような存在でいるよう心がけましょう。

<仕事>
やったこと相応の評価を受ける。
筋道が通った判断を下される。
これまでやってきたことを今まで通り続ける。

<対策・アドバイスで出たら>
不満があるなら、相応の努力をしましょう。
これは自分のしてきたこと相応の状態です。
この物事は、しばらく変わらなそうです。

逆位置


不相応になります。

正しく評価してもらえない

または、

努力してないのに欲しいものだけ欲しがる

など。

あとは、

悪事がバレて立場が悪くなる

裁きのカードですからね!

<恋愛>
継続というか、キープしてるみたいなグダグダ感です。
悪い意味で現状維持。自然消滅まっしぐら。
または、浮気など悪いことをしていたならバレて責められるのは避けられません。

相手の気持ちだと、
熱意がない
なんとなくキープしてるだけ
気持ちが冷めてる
相手をジャッジして、「この人じゃないかもな〜」と考える

嫌なワードばっかりでごめんなさいね…。
正位置でも逆位置でも、恋愛で出てこられると微妙なカードなんです。
派手な動きはないんですけど。

<仕事>
理不尽なことが起きる。
正当な評価がもらえない。
義務を果たさない(のに、権利は欲しがる)
悪いことをしたので評価が下がる
惰性で続いている

<対策・アドバイスで出たら>
評価や権利を勝ち取るためにはもっとすべきことがあるようです。
惰性になってしまっていることは見直しましょう。もはやグダグダで、「続いている」と前向きに考えるのは見込み違いかもしれません。

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