ソードの2/間合いを取る。相手の顔色を伺う。
ソードの2、絵が怖いんですけど何も起こらないので心配しないでくださいね。
というか、何も起こらないようにしているカードなんです。
正位置
間合いを取る。
均衡をを保つ。
相手の顔色を伺う。
ソードの2はそんな状態を表します。
だから、表面的にはこれといって何も起こらないのです。
<恋愛>
相手の気持ちで出てくると微妙ですよね。
あなたの様子を伺っています。
あなたの機嫌を損ねたと思っているなら、「嫌われたくないな、どうしよう…」と思っているし、あなたが積極的に相手に近づいているなら「今以上に親密になるのはちょっと…」と引き気味、距離を保とうとしています。
また、「実は言わなきゃいけないことがあるけど、揉め事になるといやだから言えない」なんてケースも。
未来を示すポジションに出た場合、均衡を保っているので何も変化はしません。でもそれは、「平和な日常」というよりも、「どちらか(またはお互い)が、あえてコトを荒立てないようにしている」ために起こる、作られた平和なのです。
<仕事>
言いたいことはあるけれど、コトを荒立てたくないので飲み込んでいます。
表面的には淡々と過ごせますが、気を遣う相手が職場にいたり、「今は周りに合わせなきゃ」みたいな状況です。
対策・アドバイスで出たら
「何もすべきではない」
「よーく見てなさい、いずれ真実がわかる」
という感じです。
逆位置
均衡を保ってる状態に無理があります。作られた平和が崩れそう。
しかし、この剣を下ろしたからといって切りかかるわけではありません。
集中が切れる。
なあなあで適当に合わせる。
停滞。
発展しない。
といった形で現象が現れます。
<恋愛>
相手の気持ちがこれだと、なあなあで惰性の関係。
一応調子を合わせているけど、誠意がありません。
または、「うまくいっているはず」と思い込もうとしている場合も。
現状から目を背けているんですね。
未来を示すポジションに出ると、尻すぼみで関係が薄れていきそうです。ケンカになったり、大きなトラブルが起きるわけではありません。
<仕事>
表面上は調子を合わせているけれど、根本的な問題に目を向けていません。
問題はないと思い込んでいる可能性もあります。
その場しのぎ。本当は違和感を感じているはずなんですけどね。
逆位置は均衡が崩れ始めるサインです。
対策・アドバイスで出たら
表面的なとり繕いの限界がきてますので、根本的なところに目を向けましょう。
見ようとしていない大事なことがあるようです。